別れがあれば出会いもある。今年もそんな季節「春」がいつもより早くやってきた。
 新発田リトルシニアの出会いと言えば、もちろん新入団生である。何回も言うが、出会いとは縁であり奇跡である。数ある選択肢の中から新発田リトルシニアを選択して入団してくれる。入団生にとっては、シニアの全国大会出場や高校生になっての甲子園出場などの夢を抱き入団するのだと思うが、我々にとっても、未来ある原石の塊を預かり人材育成のチャンスをいただけることは、指導者として、この上ない喜びと感謝である。

 私の高校野球時代、1級上の学年は小柄な選手が多く、打撃では、やっと内野の頭を超す打球を打つのが精いっぱいで、当時近年最弱のチームではないかと言われ、監督がつけたあだ名が「イワシ軍団」。しかし、イワシ軍団は一冬猛練習し、さらに夏大までも猛練習した結果、昭和56年の甲子園出場以来最高の県ベスト4まで進出した。この結果があったからこそ、翌年の甲子園出場があった。今年の新入団21期生を見ていると、そんな古き良き時代を思い出させられる。

 少子化の中、子どものスポーツ離れがあり、かつ野球人口が減る状況があるなかで、数ある競技から野球を選択し、数あるチームから新発田リトルシニアを選択した「選択」は素晴らしい決断である。
 入団式後も少しずつ入団生が増えています。
 まだ選択に迷っている、中学生となり野球を続けようか決めかねている。そんな子がいるのであれば、新発田リトルシニアをのぞいて、体験してみてください。

 新発田のイワシ軍団が君の仲間入りを待っています。

 ❖イワシはブリやスズキと同じ出世魚です。

樋口

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 以前のつぶやきでご紹介した、元法政大学野球部監督で名誉教授の五明公男先生が3月1日に急逝した。2月3日に先生が代表理事を務めるジャパンコーチズアカデミーでお会いした時は、いつもの元気な先生だったのに。
 先生とは私の仕事の関係で先輩からご紹介いただき、約7年という短いお付き合いだったが、大学野球の経験のない私に色々な経験談や未来のスポーツ界の在り方など、たくさんの思いとお言葉をいただいた。新発田や東京で楽しい酒を飲み交わし「俺の体の中にはオレンジの血が流れている」と熱く語った先生の姿が、昨日のように思い出される。先生は私の父と同い年ということもあり、私にとっては「東京の親父」だった。
 先生との出会いは絶対忘れない貴重なものとなった。
 お通夜に参列して、しっかり感謝を伝えてきたい。
 先生にはお別れは言わない。ずっと私の中で存在していく。
 「先生ありがとう。」
 先生への恩返しは、野球を通じて素晴らしい若者を育てること、そして勝つことしかない。

❖ぜひネットで「スポーツ法政 五明公男ロングインタビュー」を読んでください。
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樋口

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 だんだん、人間も成熟してくると(要は年を取ると)若かったころの記念日事は徐々になくなっていく。
 若い頃は、バレンタインデーの日などは「今年はもらえるのか」「あの人はくれるのか」少しドキドキしていたような記憶があるが、最近は機械的に職場の女性職員などから、義理チョコをいただけるくらいなので、さしたるドキドキ感もない。今年のお返しは何にしようかと少し悩めることが僅かな喜びであった。

 今年も特に期待はしていなかったが、ちょうど夜間練習がある日がバレンタインデーで、いつもどおり練習が終了し、選手の帰りを見送っていると、思いがけず我がチームの紅二点の女子選手から可愛いプレゼントをいただいた。久々に嬉しかった。この女子選手が我がチームにもたらしている事は多くあり、チームワークを上げる原動力になっている。いてマイナスになる事など皆無で、存在しなかったらこのチームはどうなったんだろうと不安になる。

 近年、野球をする女子が増えているが、大変喜ばしく嬉しいことである。硬式野球に興味ある女子は、ぜひ新発田リトルシニアの門をたたいてほしいものだ。

 しかし、心配なのはホワイトデーの男子選手の対応である。しっかりしろよ。

樋口

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 昨年も紹介しましたが、今年もジャパンコーチズアワードに出席しました。前半はスポーツ指導者の講習会、中盤はアワード理事による講演会、そして優秀なスポーツ指導者の表彰式という盛沢山の内容です。

 まず今年の表彰を紹介します。最優秀コーチ賞には大阪桐蔭高校硬式野球部監督 西谷浩一さん、優秀コーチ賞は筑波大学女子バレーボール部監督 中西康己さん と履正社スポーツ専門学校/履正社高校女子硬式野球部 監督 橘田恵さん、今年から新設された特別賞には、株式会社HANAエンタープライズ代表取締役 深澤きよ美さんが受賞しました。受賞者の詳細な紹介は、ジャパンコーチズアワードのホームページを是非ご覧いただきたいですが、何と言っても最優秀賞の西谷監督でしょう、残念ながら当日、ご本人の来場は叶いませんでしたが、44年会の彼とは数年前にお会いしており、名刺交換して会話したが感心したのは、高校野球指導者として、今や最高峰の実績を残し、最高峰の高校野球球児を育成した最優秀な指導者であるにも関わらず、まったく威張ったり自慢したりすることなく、とにかく謙虚で丁寧な方である。「新潟の子はお預かりしたことがないので、良い子がいたら是非願します。」と初対面の私に頼む西谷さんの、この人柄が子どもたちを引きつけ、この魅力と知識が優秀な人材育成と結果に繋がっているのだろうと一発で感じた。同い年として見習わなければと痛感した。受賞おめでとう。私も西谷さんに少しでも近づけるよう頑張ろうという励みになった。

 この会には会員の他にゲストも多く、新しい顔として野球界では元ベイスターズ、ソフトバンクの多村仁志などが参加していたが、元オリックスの大島公一さんは、距離感が近い楽しい人で色々な情報もいただいた。あと以前きちんと挨拶できなかった東尾修さんにご挨拶することができた。東尾さんは西鉄ライオンズから西部ライオンズまで投手として活躍、現役時代の強気なケンカ投法は大好きだった。見た目は、いつも酔ってる感じだが、あの独特な雰囲気がいい。また東尾さんは、交流大会でお世話になっている世田谷西シニアのオーナーでもあるので、お話できて良かった。とても気さくな方だった。現在の野球界を憂いていたし、子どもたちへの野球の普及についても、しっかりとした考えを持った方だった。東尾さんはプライベートで色々注目されがちだが、プロ野球の投手として通算251勝もあげ優勝監督にもなった方は、やはり基本しっかりしている。「新潟には時々行くんですよ。」「世田谷西をよろしく。」という優しい笑顔での会話は至福の一時だった。

 スポーツは多くの出会いをもたらし、多くの繋がりをもたらす。私は新発田のために繋ぎ役になることを決意している。決して太いパイプではないが、新発田のために、子どもたちのために、夢を運びたい。

樋口

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 何らかの形で、新発田にゆかりのある方が頑張ってると嬉しいし勇気をもらいますよね。
 つい先日、バスケットボールBリーグ所属の千葉ジェッツふなばしが天皇杯で3連覇を達成したが、なんと言っても大活躍したのは新発田市出身の富樫勇樹選手。身長167cmと小柄ながら、類い稀ないスピードと技術で高得点奪い、圧巻だったのは準決勝のアルバルク東京戦での試合終了時間残り0.5秒での逆転シュート、決勝の栃木ブレックス戦では残り2.6秒で逆転の3ポイントシュートを決めた。凄いね。テレビを観ていてゾクゾクしました。公式戦は無理ですが、何らかの形で新発田でジェッツのゲームを開催し、富樫勇樹の勇姿を観て元気と勇気をいただきたいものだ。

 さて富樫選手の父、富樫英樹先生も凄い。ご存知のとおり、バスケットボールの指導者として本丸中学校を2度日本一に導き、現在は開志国際高校バスケットボールを指導しているが、創部5年2回目のインターハイで初優勝した。先生には色々なことでお世話になっており、祝勝会に招いてもらったが、普段は陽気な方で基本熱い。この熱で選手の心を掴むのだろうと感じさせる方だ。ますますバスケットボールを通じて、優秀な人材を育成していくのだろう。

 もう一つ、これもつい先日、野球殿堂の発表があったが、今年の卒団アルバムに掲載した文章で紹介した権藤博氏が殿堂入り。そして同級生と言っては恐縮だが、ミスタードラゴンズ立浪和義氏も殿堂入りしたが、自分の事のように嬉しい。なぜかと言うと、彼は私も出場した甲子園大会で優勝したPL学園(PLは春夏連覇。この年のPLは阪神より強いと言われた)の主将で、彼も富樫選手同様に173cmと小柄な選手だがセンスの塊である。守備・打撃ともに次元が違った。甲子園の開会式で隣に並んだから分かるが、私が彼に勝るのは身長くらいだろう。あと私は皆のおかげで、甲子園大会後に日本学生野球協会から表彰されたのだが、立浪氏も同様に表彰されたのでプレートに並んで名前がある。殿堂入りおめでとう。

この3名から勇気をいただいた「俺も頑張らんと。」という気持ちにさせられた。

私もチームに選手に勇気を与えられる存在でありたい。

樋口

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